レタリングの基本

最終更新 2026年9月17日

吹き出し・キャプション・効果音を追加する

Studioで、左側のレールにあるBUBBLES、CAPTIONS、SOUNDSのいずれかを開いて選びます。コマを選択している場合はそのコマの中に、選択していない場合はページの中央に配置されます。吹き出しはキャラクターの様子ごとにまとめられており、「All 48 bubble styles」ではすべてのプリセットを確認できます。プリセットは、10種類の吹き出しの形(Dialogue、Soft、Thought、Shout、Whisper、Digital、Radio、Alarm、Dream、Broadcast)と8種類のしっぽ(Aside、Speech、Story、Inner voice、Electric、Chorus、Pointer、No tail)を組み合わせたものです。あとから変えたいときは、吹き出しを選び、インスペクターのSHAPEで別の形やしっぽを選びます。文言、話者、位置はそのまま保たれます。「Advanced mode」がオンのとき(Settings › Preferences、またはStudio上部の「Advanced」スイッチ)は、キャンバスのツールバーにある「Object preset」から任意のプリセットを選び、「Add」を押して追加することもできます。

しっぽと話者

先端にある青い点をドラッグすると、しっぽを好きな方向に向けられます。吹き出しをキャラクターに結び付けるには、インスペクターの「Who’s speaking」でキャラクターを選びます。一覧には、プロジェクトで承認済みまたはロック済みのキャラクターが表示されます。次に「Point the tail at …」を選んでキャラクターの頭をクリックします(Escでキャンセル)。先端を固定すると、吹き出しを動かしてもしっぽはその位置を指し続けます。「Advanced mode」がオンのときは、「Release anchor」で固定を解除できます。話者を結び付けただけでは、しっぽの向きは変わりません。ロックされた吹き出しや、しっぽのない吹き出しには青い点が表示されません。しっぽを付けるには、SHAPEで選びます。

テキストを枠に収める

インスペクターのLETTERINGセクションでは、フォントとサイズを設定します。「Advanced mode」がオンのときは、このセクションがTEXT STYLEになり、行の高さ、文字間隔、揃え、方向、書字モード、最小サイズ、「Auto-fit text」も設定できます。テキストの自動調整は初期状態でオンになっており、収まらないテキストは、収まるか最小サイズに達するまで段階的に縮小されます。それでもあふれる場合は「Text overflows its box. Resize it or reduce the minimum font size.」と表示されます。あふれたテキストは切り取られませんが、書き出しができなくなり、書き出しチェックから「Fix in Studio」へ直接移動できます。枠のサイズを変えると、テキストは折り返し直されます。行はスペースで折り返され、入力した改行は保たれます。とても長い単語やCJKのテキストは文字の間で折り返されます。

フォント

使えるフォントは、Inter、Anton、Zen Kaku Gothic New、Comic Neue、Bangers、Oswald、Noto Sans、Noto Sans JP、Noto Sans Arabic、Noto Sans Hebrewの10種類です。テキストオブジェクトごとに使えるフォントは1つだけで、代替フォントへの自動切り替えはないため、使う言語に対応したフォントを選んでください。フォントに含まれない文字があると、フォントかテキストを変えるまで書き出せません。

キャプションと効果音

キャプションは、しっぽや話者のないテキストボックスです。キャプションプリセットはClassic、Narration、Location、Timeなど12種類あり、吹き出しと同じテキスト設定を使えます。編集できる効果音(SFX)は、ImpactやSpeedからMagicやAlarmまで15種類のプリセットがあり、テキスト、フォント、サイズを変更でき、「Advanced mode」がオンのときは行の高さも変更できます。装飾用の効果音は固定されたイラストで、文字は編集できません。

ストーリーのプランから作ったページには、セリフの吹き出しと、ClassicまたはNarrationのキャプションがあらかじめ配置されています。しっぽは話者ではなく吹き出しの下から伸びているため、書き出す前に向きを調整してください。

縦書きと右から左のテキスト

新しく追加するテキストは、コミックに選んだ言語に合わせて配置されます。アラビア語とヘブライ語は右から左に、漫画ページの日本語は縦書きの列になります。「Advanced mode」がオンのときは、吹き出しとキャプションに「Writing」モード(Horizontal、Vertical RTL、Vertical LTR)と「Direction」(LTRまたはRTL)も表示され、右から左のテキストは初期状態で右揃えになります。縦書きは基本的な機能で、1マスに1文字を配置し、改行ごと、または列がいっぱいになると次の列に移ります。日本語の禁則処理、ふりがな、縦中横にはまだ対応していません。右から左に読むコミックでは、作成時に「Reading direction」で「Right to left」を選ぶか、「Advanced mode」をオンにしてページ設定の「Reading」を変更します。書き出しでは右から左のオプションがあらかじめ選択されますが、すでにレイアウトしたページが左右反転されることはありません。

作画後に編集する

レタリングは画像の上に重なっているため、文言の変更や吹き出しの移動にクレジットはかかりません。キャンバス上のテキストをダブルクリックして編集するか(Enterで保存、Shift+Enterで改行、Escでキャンセル)、インスペクターのWORDS欄を使います。WORDS欄の「Magic write」では、吹き出しやキャプションの言い換え、短縮、翻訳ができます。何も選択していないときは、インスペクターのWORDS ON THIS PAGEにページ内のすべてのテキストが一覧表示されます。「Advanced mode」がオンのときは、レールのWORDSから同じ一覧を開けます。変更は自動で保存され、Studioには「Saved」と表示されます。「Advanced mode」がオンのときは、リビジョン番号付きの「Saved · rev N」になります。書き出しはラスター画像で、改行とフォントが保たれます。

スマートフォンやタブレットでは、吹き出しやキャプションをタップして文言、話者、形を変更でき、タップしたコマに吹き出し、キャプション、効果音を追加できます。移動、サイズ変更、しっぽの向きの調整には、より大きな画面が必要です。フラットなAIレンダリングのベータ版ページでは文字が画像の一部になっており、「Create editable version」を使うと、ボタンに表示されたクレジットで、編集できるレタリング付きのページに作り直せます。

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